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頑張ったご褒美? インターン終了!

頑張ったご褒美? インターン終了!_f0147518_0531161.jpgさて、この写真が何かは後で書くとして…
アメリカ生活で一番頑張ったことが、この日終了しました。昔流行った「自分で自分を褒めてあげたい日」でした。一年間通った学校の修了証を貰う為の最難関の課題が、120時間のインターンシップ。とかく日本人社会で暮らしてしまいがちな中で、文字通り「アメリカ社会へ飛び込む」こととなりました。


行き先は学校の斡旋があるわけでもなく、自分で行き先を決め道場破りのように「タノモー!」と門を叩くのです。しかも、英語で、アメリカ人に向かって。そして、英語とスペイン語?が飛びかう中で、120時間お仕事をさせて貰うわけです。もちろん、日本人は自分ひとり。。。

最初にインターンに行ったのはマンハッタンのお店。そのお店で先にインターンを終了していた友人から話を聞いてはいたものの、お願いに行くときの緊張感はきっと一生忘れないと思います。2度ほど下見に行き、「今日はお願いするぞ!」と心に決めて行ったのですがその日はあまりの緊張にお店の中をクルッと一周して出てきてしまいました。帰りの地下鉄の中で、自分の不甲斐無さに地の底まで落ち込んだのを覚えています。次の日「今日こそ実行せねば、いつまでたったも先へ進めない!」と頑張りました。お願いするときに何を言ったのかは覚えていません。でも、気が付くとサブマネージャーさんと握手をして「じゃあ、来週からね。よろしく」とご挨拶をしておりました。
昨年秋~クリスマスにかけて60時間を終了。とても素敵なお店で、スタッフの皆さんも本当に親切でした。私のほとんど通じない英語にも耳を傾けてくださり、よく話かけてくれて、皆さんと仲良く過ごすことができました。仕事内容は、後日、デザイナーさんから「初日はひどかったなあ」と言われるほどボロボロだったのですが、2日目からは、作った作品に値札を付けてもらえるようになり、インターン後半には「先週の全部売れたよ」と言われるようになりました。最後には「ここのお店のスタイルをよく身に付けたね」とお褒めのお言葉をいただき、感動のあまり目頭が熱くなったり。。。
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このお店の最終日には「本当にありがとう!君には本当に感謝しているよ。」という言葉と共に、こんなに素敵な大きなブーケをいただきました!「ええ?」お礼を言うのは私の方なのに・・・このブーケは私の人生の宝物になりました。先日、ご挨拶に伺ったときに、ブーケを作ってくださったサブマネージャーさんと一緒に写真も撮ってもらいました。アメリカで少しでも自分を認めてくれた人が居ることも自分の宝物にします。

そして、一件目の成功で余裕のできた私は、より多くの経験を求めて、別のお店で残りの60時間、インターンすることにしました。今度は、ニューヨーク郊外のウェストチェスターにあるお店。ここは、通常のお店とは別の形式で、ネットや電話でカタログからの注文を受け、それを配達するお店です。一日に150~200個の注文があるそうで、とても忙しいお店でした。体育館のような広さの作業場で、ものすごい数の作品を毎日作っていきます。ここも皆さん本当に親切で良い方ばかりでした。ここは最初の2日は下働きに徹しましたが、3日目に急に私のボス?が材料を持ってきて「10分で作って。できる?」と突然のチャンス到来。「ええ?10分で!?」そんな無茶な~と思いましたが、このチャンスを逃すと、次がいつか分からないので“Sure!”と大口と叩いてしまいました。なんとかできると、本当に10分後にボス?が取りに来て“Good”の一言。あっという間に梱包されて配達カードが付けられ、出荷されていきました。その後「同じものをあと5つね」という感じになり、「ああチャンスはこうやって得るのだなあ」と改めて思った次第です。ここでも最終日には、ボス?からお褒めの言葉をいただき、インターンの成績も全ての項目で“Excellent"の評価をいただき、「続けて勉強したいなら、いつでもおいで」と嬉しい言葉をいただきました。

そんなこんなで頑張った2007年4月13日の金曜日、インターンの最終日。。。お店の前のパーキングメーターに駐車している私の車のワイパーに、黄色い封筒が挟んであるではないですか。「あ、あれは、まさか…」そう、駐禁チケットだったのです。いつも、お店の前に「配達用車両」の張り紙をして駐車し、パトロールが来るとお店の人が「早くクウォーターを入れてらっしゃい」と知らせてくれるのですが、この日は運悪く…インターンが終わって感動もひとしおに「よくやった!」とお店を出てきた私の目にこの黄色い封筒が、とても鮮やかに見えました。

えっと。。。駐禁は2回目。NJのときは、インターネットでクレジットカードで支払うことができ、支払うと「Thank you!」と画面に出てくる優れた?システムだったのですが、ウェストチェスターはチェックを郵送するオーソドックスな仕組みでした。ただ、「配達用」の張り紙のオカゲで、半額くらいのディスカウントになっておりました。

私のインターンの最終日は、“I got wonderful experience and a TICKET !!”

by cinnamommilktea | 2007-04-13 16:00 | ちょっとした暮らしの風景  

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